イタリア製ダイニングチェアーの後ろ脚のがたつきの修理になります。
裏貼布を開けてみると、補強の木材が外れていました。もともと内側に彫った溝にきちんと入っておらず、接着不良の見方もありますが、構造的によく理解ができません。
修理方法は、全てバラして再度組むのが良いのですが、布地の張り込みにも関係しますので、接着剤と金属プレートにてビス固定です。ビスを使いますので、今度万が一折れた場合は危険です。お客様了承で行いました。
もともとダイニングチェアーですから、背もたれに強くもたれる様な座り方はしません。海外のダイニングチェアーは基本そこにあると思います。学校の椅子の様な 強固ではないと思います。他にも数脚と同じデザインのテーブルもあると思いますので、他の椅子も含め大事にご利用いただければと思います。